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パパの子育て

vol.4

BMXパークを親子でつくっちゃった!
お父さんは遊びの師匠!?池田さん親子

趣味に熱中しているパパが子育てに役立つ情報を伝授する「パパの子育て虎の巻」。
4回目は松山市の池田さん親子。
数年前に、アクションスポーツを始める子どもたちをバックアップする団体の代表になったのを機に、BMXという自転車競技の若手ライダーを育成するため、BMXパークを自らの手でつくりました。
「今はBMX一色」という池田さん親子の、子育て術を伝授していただきました。

池田さん親子

パパPROFILE
  • 52歳、機械加工業
  • 龍馬くん(長男:17歳)、
    明馬くん(次男:14歳)のパパ
  • Instagramアカウント
    ikedahiroyuki
もくじ

アメリカンカルチャーに憧れて

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パークを自分たちでつくるなんて、すごいですね?

「アメリカンカルチャーってカッコいい先輩の背中を見て育つ文化じゃないですか。
ウチも子どもが2人できたけど、もはや僕はプレイヤーの年齢ではない。
じゃあ場を提供する側として、若い世代に背中を見せる。
友だちらともパークをつくろうかという話で盛り上がり、つくり始めてからは国内外にある自分のネットワークでいろいろ教えてもらいました」

息子さんたちがBMX始めた時は、お父さんが手取り足取り教えていたんですか?

「手取り足取りとまではいかなくて、すぐに子どもらがうまくなるんで(笑)。
結局、子どもらの方が大人をすぐに超えてしまうんですね」

point

お父さんは頑張らない方がいい!?
「BMXを一緒に始める親子もいるんですけど、そこでどうしても親だからと頑張るお父さんが多いと思うんですよ。
けど、子どもの方が練習する時間もあるし、傾ける熱も違うんですぐに抜かれてしまう。
それなのに、お父さんが頑張ってしまって抜かれたことを認めない。
潔く負けを認めないのがカッコ悪い、というのを分かってないお父さんがよくいます。
親じゃライバルにはなれんよと僕は思うんで、おんなじプレイヤーという意識でやればいいんじゃないかな。
で、子どもの方が超えたら、ちょっとそれ教えてや! と言える親の方がいい」

BMXで体力づくりと社会勉強

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BMXを本格的に始めてから、息子さんたちに変化はありましたか?

「体力的には強くなったかな。
勉強するのも体力使うんで、最後の頑張りがすごくできるなというのは感じるし、集中力も完全に上がってますね」

息子さんたちはコースづくりを手伝ったり、パークに来ているちっちゃい子たちにも教えていますよね。

「親と子どもが一緒に何か作業するっていうのは、一緒に仕事するようなもんやと思うんですよ。
だからウチはあんまり子ども扱いしないようにしてるんですよ。
逆に先に社会を見せようというのはあって、社会勉強してるところは大きいかな。
パークに初めて来た子への接し方にしてもそうですね。回を重ねるごとに教え方がうまくなったりとか。
そういう部分で一つずつ体験を、小さい成功体験を重ねるということをさせてますね」

人に教えることで本人のスキルも上がる?

「そういう気づきもあると思います」

point

子どもがやりたいことをやらせてあげたいは間違い!?
「子どもがやりたいことをやらせてあげたいという話をよく聞くんですよ。
けど、子どものやりたいことって、じゃあ何よ? という話になってくるんですね。
小さければ小さいほど、親の影響しかなくて、親が提供したものをそのまんまやってみたり。
だから、親がやらせてるということを認識した方がいいかなと。
で、そのきっかけをこっちがつくったんやったら、親もやっぱりそれを勉強せないかんと思うし、子どもがやってることをちゃんと見てあげるようにした方がいいですね。
たとえば、習い事に週1回行ったとしても、他の6日間に何もしなかったらうまくならないし、そこは親が見てあげないと。
その上で親からすごいねと言われると、子どもも喜ぶんかなというのを感じます」

何事も負けって認めた時点で負け!!

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池田さんが子育てしていくなかで、参考にしたのは?

「アメリカンカルチャーはあるかもしれんすね。
向こうのスケーターって子どもと一緒にプール(注:窪地の形をしたスペース)つくったりとか、そういう文化に影響受けたのはあるかもしれんし。
あと、遊びの部分で親父に影響されたところはあると思います」

将来はこういう人になってほしいとかってありますか?

「何事も負けって認めた時点で負けやと思うんですよ。
認めんかったらずっと負けてないし、勝ってもいない。だから勝つまでやればええやんというのがあるんで。
選んだ道が間違ってたとしても、こっち間違えとったわ、じゃあ違う道にいったらええわでいいと思うんですよ。
そういう道の選び方をして、人生をうまく、楽しく生きていけたらいいかなと」

子どもたちにも聞いてみた!

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お父さんとはどういう関係ですか?

明馬くん

「他の家庭より親と子の距離が近いと思います。家族みんなで一緒に過ごしてることが多いので、友だちに近いと思います」

龍馬くん

「たまに師匠というか、コーチ的な感じにもなったりします」

お父さんのどういうところを尊敬していますか?

龍馬くん

「失敗しても諦めずになんでもするところを尊敬しています」

明馬くん

「BMXしてる時も一個一個ちゃんと見てくれて、アドバイスくれたりとか。親としてもしっかり見てくれるところとか。技術が必要とされる仕事しているのもスゴいなと思います」

今回は熱血パパの揺るぎないこだわりを紹介しました。

池田さんのお話を聞いていると子育てに正解はないということを実感します。
「2人ともナウ反抗期です」という言葉とは反対に、お子さんたちの素直で伸び伸びとした姿がとても印象的でした。

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