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パパの子育て

vol.8

親がいるところが自分の居場所池田さん親子

今回訪れた池田さん親子のパパはかなりアクティブです。
キャンプはもちろん、SUP(サップ)をしたり、時には愛娘の紗彩ちゃんを背負って登山に行ったりと、家族みんなで地元・今治を満喫しています。日当たりのいい庭ではバーベキューやピザパーティーを行うこともあり、今回も紗彩ちゃんは走り回りながら「ピッザ~♪ ピッザ~♪」と大はしゃぎ。もっとも食べるよりも作る方が好きなようで、ママの助けを借りながらせっせと盛り付けていました。

池田さん親子

パパPROFILE
もくじ

子どもと一緒にできる趣味を

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6年前にご結婚されたそうですが、おめでたの報告を受けた時は?

「妻が子どもが欲しいというので妊活みたいなことをやっていて。これから新しい命をまた授かるのも面白いというか楽しいだろうなという想いがあったので、できた時はうれしかったですね。地元の楢原山(ならばらさん)という山に子持ち杉というおっきな杉があるんですよ。そこにお参りに行って、次の日くらいに妊娠の兆候があったというのを聞いて」

わぁ、ドラマですね。お子さんが産まれた時は責任感も芽生えてきましたか?

「それはもちろん。48歳の時の子なんで、成人まで考えたら自分は70歳じゃないですか。これは仕事をしっかりしないとなというのはありましたね。あと、自分の身体ですよね。健康にも気をつけて過ごさないといけないし。そういう覚悟は子どもを持とうと思った時からありましたけど、実際産まれてきて顔を見た時に一段と実感しましたね」

大型バイクも所有されていると聞いたのですが?

「車庫の奥に置きっ放しです。そのうちリターンライダーならぬ、リターンリターンライダーになろうかと(笑)。だから子どもが産まれて趣味も、それまでのゴルフ、釣り、バイク、登山はいったん封印しました。今は子どもが大きくなったのでマウンテンバイクに専用のチャイルドシートを付けて一緒にサイクリングしたりというところから始めて、スーパーカブにタンデムベルト付けて乗れるまでになっています」

お子さんありきの趣味を楽しむという?

「今はそれですね。で、自分もやりたくて、子どもも一緒に楽しめる趣味を選ぶようにしてます。登山も子どもを背中に担いで登れるようなところに行くとか、子どもがちょっとした探検気分を味わえるようなところから自然に触れさせてという、そういう視点ですね」

コロナ渦の子育ては大変だったのでは?

「どうでしょう。もちろん遊園地とか、人の多いところに行ったりというのはないですけど。でも、他に遊ぶ方法あるだろ? そこでおもいっきり楽しんじゃえばいいじゃんみたいな意識で。お祭りも軒並み中止になったけど、うちの子はけっこうお祭りが好きなんですよ。じゃあここでお祭りをしようと庭でテントにディスプレイして、テーブルに百均で買ってきたおもちゃを並べてくじ引き作って、紙を切って100と書いたお金作って、それでお祭りごっこをしましたね。スーパーボールすくいとか」

キャンプにもよく行かれてますけど、テントで紗彩ちゃんがぐずることは?

「ないですね。よく言うのは、ウチの親父がね、われわれ兄弟をよくキャンプに連れて行ってくれたんですよ。僕らが大きくなって話してくれたんですけど、“あの頃は子どもを連れてキャンプに行ってたけど、子どもを見たら不安そうな顔をせず過ごしてる。結局、お父さんとお母さんがいたらそこが家なんだなぁというのを感じた”って。だから今でもウチらの合い言葉というか、お父さんとお母さんがおったら、そこがお家だよという。どこに行こうがね、親がいるところが自分の居場所だと思うんですよ」

故郷の魅力を伝えたい

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池田さんのFacebookの投稿を見てると、地元愛をすごく感じるんですよ。それはお子さんに自分が生まれ育った町のいいところをたくさん伝えたいから?

「それはありますね。この子も大きくなったら地元を離れると思うんですよね。私も大学は沖縄へ行ったのですが、その時に1年休学して、原付バイクで日本一周をしたんです。言ってみたら、若い頃にありがちな自分探しの旅ですよね。自分を探すためにいろんなとこに行くんだけど、結局、自分は自分の中にあるし、生まれ育った地元に自分の居場所があったという事に気づいて。子どもがいつか外に出て行った時も、自分が育った故郷が根本のところに強くあったら、離れて暮らしても強く生きられる。どっかに自分のよりどころがあるみたいな。そういうふうに生きていけるかなというのはあります。で、今治って山も近いですし、ちょっと泳ごうと思ったら車で5分走ったら海があるんですよ。すごく過ごしやすい、住みやすい。すごくいいとこだなと思ってます」

子育ての失敗談はありますか?

「女の子はかわいいから、お父さんはちょっかい出すじゃないですか。ちっちゃいうちはいいんだけど、だんだんと嫌がるようになったのでそこは気をつけとかんと。ちょっと距離を持つくらいの方がむこうから来てくれるかなみたいな(笑)」

お子さんとコミュニケーションする上で心がけている事は?

「親が二人で一緒に叱ったりしないように。奥さんが叱ってる時は、まぁ奥さんのことを否定してもいかんので、あとでフォローしたりとか。私がガミガミ言うことはほとんどなくて、どっちかと言うと甘やかしてます(笑)」

パパの想い

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子育てするうえでのポリシーは?

ママ「やりたいことをやらせているよね」
「今は何にでも興味を持ってるんで、その芽を摘まないように、可能なものはやらせてあげる。英会話とスイミングとバレエとピアノとヴァイオリンしよるんですけど、おそらく全部をずっと続けることはないと思うんですよ。やってみることで興味を持てたり、才能じゃないけど得意なものが残っていく。まず一回、今の年齢のうちはさせてあげたいですね」
ママ「やらせてるんじゃなくて本人がやりたいと言って」
「こっちがある程度選択肢を与えてるからでは?」
ママ「でも、ヴァイオリンはテレビで高嶋ちさ子さんが弾いてるのを見て、あれやりたいと言い出して。習いたいの? と聞いたら、“音がきれいだから”。そういう感性ですね」

こういう人に育って欲しいというのはありますか?

「もう、自分がやりたいことをやれるように。…やってほしいですね」

育児や家事に踏み出せない、新米パパにアドバイスするとしたら?

「一瞬一瞬を流れで過ごすんじゃなくて、今一緒に紗彩ちゃんと過ごしてる。それを自分のなかでひとつひとつ刻んでいきたいなと思いながら過ごしています。自分が思うようにならん時もあるけど、今しかないんだと思って接して関わってあげられたら。新米パパはそうして過ごしてあげたらいいと思います」

紗彩ちゃんの一言

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パパのどういうところが好きですか?

「おしり」

え?

「あっちゃん(パパ)の手が大好き。あとは抱っこして遊んでくれるところ」

ありがとうございました。

紗彩ちゃんは最初こそ控えめでしたが、馴れてくるとインタビュアーにも抱きついてくるくらい人なつっこいお子さんでした。公園に行っても誰か一緒に遊んでくれる人いないかな? と見渡して、いったんロックオンしたら“一緒に遊ぼうよ”と見知らぬ人に声をかけるとか。しかも男女関係なく! 将来は人たらしになるかもしませんねと言ったら、パパは「今でも十分に人たらしですよ」、ママは「人気星持っとるね」とも。紗彩ちゃんはみんなの人気者。そんなフレーズが浮かびました。

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