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パパの子育て虎の巻

Vol.3
育児休暇取得中のパパ直伝!
ちょっとした工夫で毎日をもっと楽しく

小出さん親子

パパの子育てに役立つ情報を伝授する「パパの子育て虎の巻」の3回目は東温市の小出さん親子。
東温市に勤めているパパは、ゼンくんこと次男・然太朗くんの誕生を機に2022年の3月から1年間の育児休暇(以下:育休)を取得し、日々の想いや出来事をSNSで発信しています。
間もなく育休が終わろうとしているパパを訪ね、育休取得の経緯や育休中の過ごし方を訊いてみました。

パパPROFILE

(1) 育休中パパの1日

  • 7時

    起床・授乳

  • 8時30分

    朝食

  • 10時

    児童館や子育て支援センターへ

POINT
児童館や子育て支援センターほぼ毎日どこかに行ってますね。
他のお子さんの様子が見られるところがいいですね。
「もうちょっとしたらこれくらいになるんだ」とか。
来られている方に、「なかなか寝てくれないんですよ」と言ったら“ウチもです”と、いい意味で慰め合える(笑)。
何を食べさせているか?という情報共有もできるし、孤独にならない感じがします。

  • 12時

    昼食

  • 12時15分

    お昼寝(パパも一緒に)

  • 15時30分

    お兄ちゃん帰宅
    お兄ちゃんの軽食準備、習い事の準備と送り出し

POINT
今、食べさせているのは納豆とご飯と卵を混ぜて焼いた、お焼きみたいなものです。
“手づかみ食べ”まで進められてないので、妻が離乳食レシピを参考に作っています。
ゼンくんは何でも食べるので、ささみを蒸したのをちぎって食べたりもしますね。
僕は料理ができなくて、離乳食を作るとしても大根とにんじんを細かく刻んで煮込んだものに、無添加の出汁を入れたものくらいです。
オーガニックまではいかないけど、いい感じに力を抜きながら無添加のものを食べさせています。

妻は器にもこだわっていて、これは砥部焼です。
割れにくいのとあたたかみのある感じがいいですね。
厚みがあるので電子レンジでチンしてもじんわり温まるんですよ。
離乳食の器には一番いいかなと。

食後の昼寝は僕も一緒に寝てます。
体力を使うので、寝ないとやっていけないというのはありますね。

  • 18時

    夕食

  • 20時

    お風呂

  • 21時

    寝かしつけ→自由時間

POINT
お風呂は妻が入れてくれて、僕はお風呂から出てからのお着替えやミルク、寝かしつけをしています。
今はすんなり寝てくれるけど、生後3カ月くらいの時は全然泣き止まなくて。
そういう時はベランダや外に出てみたりして空気を変えるだけで泣き止んでくれるんですよ。
寝かしつけが終わった21時からは自分の時間を過ごしています。
YouTube観たりゲームやったり漫画読んだり。

(2) 職場で育休宣言

育児休暇を取得しようと思ったきっかけは?

パパ
「前から取ろうかなと思っていたんですけど、ちょうどゼンくんが生まれてきてくれたので、絶対取るぞという感じでした。
男性の育児参加が謳われていた時期やったのもあるし、男性が家事・育児をしない、というのはおかしいなとちょっと思ってたんで」

奥さんにも相談されて?

ママ
「私が言ったんです(笑)」

パパ
「妻が、男性も参加せなあかんやろという考え方で、僕もそれはそうだよねと」

上司の反応はどうでしたか?

パパ
「けっこう前向きな反応というか。ぜひ取って、みたいな感じでしたね」

とくに根回しというのはなく?

パパ
「これが根回しかどうかは分からないですけど、子どもができる前から職場で“僕は育休取りますから”とけっこう宣言してましたね」

宣言はいいかもしれないですね。育休中も仕事のことは気になりますか?

パパ
「いや、ないです。仕事は全部任せたので」

育休中の目標やテーマはあらかじめ決めていたのですか?

パパ
「授乳以外は全部やれるようになろうと思ってましたね。
ご飯は全然作れないので、食材を調理するだけの宅配サービスにお願いしていました」

理想と現実のギャップはありましたか?

パパ
「生まれて1、2カ月はこんなにしんどいんだなとは思いましたね。
1時間おきに起きたりするんで。
授乳でなかなか飲んでくれなかったとき、妻は大変そうにしてたんですけど、僕はその間できることが何もない。
掃除とかはしましたけど、それでもずっと同じ空間に居たらお互いイライラするやろうし。
そういうギャップがありましたね。
ホルモン的なこともあると思うんですけど、一緒に居られるとイライラするらしくて」

ママ
「髪の毛ちょっと落ちとるだけで、全然できてないよとか、“トイレ掃除は昨日したよ”と言われても、昨日したからといって何で今日はせんの? とか思っていました(笑)。
普段はそういうこと言いませんよ。
子どもを守るみたいな感じで、夫にちょっと言われたことで、いやいや私はこんなにやっとるのにと思って。
4、5カ月くらいから、一緒におっても大丈夫になってきた。
最初はこの人いつまでおるんやろと思っていましたけど」

育児休暇のメリット・デメリットは何ですか?

パパ
「僕はメリットしかないかなと思ってます。
やっぱり人生でここまで家族と一緒にいられる時間ってなかったので。
赤ちゃんを一緒に夫婦で育てている実感が沸きました」

ストレス解消法というか、1人の時間はありますか?

パパ
「妻が、“子どもは見てるから1人で遊んできて”と言ってくれた時があるんですよ。
廃人のように本屋をウロウロしただけで、何をすればいいか分からないうちに帰ってきました(笑)。
家事や育児をストレスとは感じてないんですよ。
あー、でも、育休中にストレスがなかったのはTwitterもそうですけど、SNSがあったからというのはありますね。
インスタにゼンくんの写真をあげるのが楽しかったですね」

(3) おうちの工夫いろいろ

おうちに緑を

ウチはマンションなのでちょっとでも自然に触れさせたいなと思って、部屋に緑を置いています。
大きいのはウンベラータで、買った時は葉が5、6枚しかついていなかったのにこんなに育ちました。
葉が破れているのはゼンくんがちぎったからです(笑)。

人と違うおもちゃで個性を育む

おもちゃは人とちょっと違うものを与えよう、個性を出していこうという、親としてのこだわりがあります。
妻が北欧好きというのもあり、主に『ボーネルンド』が取り扱っている木製のおもちゃを与えていますね。

玄関扉のマスクケース

マスクケースは『無印良品』のものなんですけど、下駄箱の上にそのまま置くのはどうしても許せなくて、マグネットで扉に貼りました。

衣装ケースもラベルで管理

これはもう説明不要というか、ラベルを貼ることで、どこに何があるか一目瞭然ですね。

(4) パパの想い

子育てのこだわりはありますか?

パパ
「子どもが望むようにしてあげたいなとは思います。
これは妻の育児論じゃないですけど、常識を変えていきたいな、というのもあります。
男性が家事・育児するのが当たり前の社会になるように、自分でもやるみたいな」

じゃあ、次のお子さんの時も育休を取得しますか?

パパ
「絶対取得します。当然ですね」

今回の育休で得た最大の収穫は何でしたか?

パパ
「世のお母さんのスゴさを知ることができました。
妻もそうで、長男を育てたのはスゴいなと思います。
生まれてのからの一年間ワンオペは相当しんどいと思います」

育休の取得を検討している(迷っている)パパたちへのメッセージをお願いします。

パパ
「周りから反対の声が上がったとしても、それに負けず、絶対取得すべきだと思います」

以上、今回は育休パパの過ごし方や工夫をご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください!
取材当日のゼンくんはつかまり立ちでしたが、翌日、初めて自分の足で立ったそうです。
パパと一緒にできることがどんどん増えそうですね。

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