Vol.1
パーソナルトレーナー直伝!
親子で簡単ストレッチ
今井さん親子
今回から「パパの子育て虎の巻」と題して、様々なパパに子育てに役立つ情報を伝授していただきます。
記念すべき1回目は松山市の今井さん親子。
パパは大手パーソナルジムのチーフトレーナーを経て、現在はママと一緒にジムを経営しています。
パーソナルトレーナーのパパに、親子で簡単にできるストレッチなどを伝授していただきました。
- パパPROFILE
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- 30歳、パーソナルジムトレーナー
- 湊愛(そあ)ちゃん(3歳)のパパ
まもなく第二子も誕生!! - Instagramアカウント
@jun.imai.9469(外部リンク)
(1) 親子で簡単ストレッチ
さかさブランコストレッチ
- お子さんを膝の上に座らせる
- お子さんの背中をしっかり支えながら、お子さんを後ろに倒す
- お子さんの体が反るように倒す
- お子さんの手や背中を支えながら元の体勢へ戻る
- POINT
- これは足を広げて一緒に向き合いながら引っ張り合い、柔軟性を高めるストレッチです。
骨盤周りの柔軟性を高め、猫背を解消する。これはどの年代の方にもお勧めします。
たか~いたか~いストレッチ
- お子さんと手をしっかり繋ぐ
- お子さんの腕を引っ張り持ち上げる
- 4両手を使えば2人でもできます
- POINT
- 次は3人で行うストレッチですが、両手を使えば2人でもできます。
腕周りの力を使う簡単なトレーニングになると思います。
お子さんが小さい頃は、疲れそうだなと思ったら行わない方が良いし、子どもの手を握った時に力を入れてくれるか、鉄棒にぶら下がることができるかというのもこのストレッチができるかどうかの判断基準になります。
子どもによって発達のスピードは違うので、普段の生活の中で見極めることはとても重要になります。
からだやわらかストレッチ
- 床に座り、開脚する
- お子さんと手を繋ぐ
- お子さんの手をゆっくり引きながらお子さんの体を前に倒す
- 次はお子さんに手を引いてもらいながら交代で体を前に倒す
- POINT
- これは足を広げて一緒に向き合いながら引っ張り合い、柔軟性を高めるストレッチです。
骨盤周りの柔軟性を高め、猫背を解消する。これはどの年代の方にもお勧めします。
(2) ストレッチはいつからはじめる?
ストレッチはいつ頃始めるのが良いのでしょうか。
「子どもが自分で身体を動かせるようになったタイミングくらいからちょっとずつ一緒にやるのが良いと思います。
たとえば、積極的に、公園のジャングルジムに遊びに行くとか鉄棒にぶら下がっているとか、やりたい時というのが分かると思うんですよ。
そういう時に手伝ったり支えたりしながら観察して、子どもの得意不得意なことが見極められたら、子どもに合ったストレッチを一緒にやってあげるのが良いと思います」
湊愛ちゃんは何歳からストレッチを始めたんですか?
「私のストレッチの様子を観ながら遊びでやってみたり、というのが始まりです。
0歳の頃からちょっとずつ環境になじんでいって、本格的に始めたのは2歳くらいですね。
もうホントに育児ってものは環境によりけりというか、その家庭で子どもの生活習慣は作り上げられると感じているので。
コロナ禍の今だからこそ運動できる環境作りや、簡単にできる身体にいいことを身につけてもらえばと思って取り組んでいます」
ストレッチをするようになって、湊愛ちゃんに変化はありましたか?
「子どものうちは柔軟性も高いので大きな変化はあんまり感じないんですけど、ただ、すごく楽しんでくれるなというのはあります。
普段逆さになったり身体を大きく広げたりということはあまりないので、本人にとっては初めての感覚ですよね。
そういう感覚を子どもが感じることができた時に感動じゃないですけど、初めてのリアクションはあります」
親子で一緒にストレッチを行うメリットはありますか?
「はい。親子でやるストレッチは触れあうことで、子どもから親に対する安心感が強くなると思うんですよ。
そういう部分を一緒に育んでいけますね」
(3) 今井さんの食へのこだわり
今井さんは『日本食育学術会議』の会員でもありますよね。食事にもこだわっているのでしょうか?
「そうですね。食について、より専門的で本職にしている人たちの研究会に入り、知識を深めています。
その一環として、野菜を作ってる人たちから学ぶというのを1年前からスタートさせて、 母方の実家がある西条の畑で野菜作りをしています。
野菜作りの難しさや大変さ、野菜を食べた時にどう感じたかを経験した上で、情報を発信していきたいと思っています。
まぁ、子どもがどう反応するかというのも重要だと思っています」
湊愛ちゃんの反応はどうですか?
「水やりと草引きと、あと有機栽培という形で農薬を使わないようにしているので、虫がいたら教えてくれたりとか。
収穫もすごく積極的にやってくれましたね。
子どもと一緒に畑を耕すというところからスタートしているので、『となりのトトロ』みたいに作物ができるのを楽しみに待っていましたね」
家族で食事を楽しむためにしていることは?
「それは私たちの課題でもあるんですよ。
一緒に野菜を育てることで農家さんの気持ちを学んだり野菜自体に興味を持ったり。
そうなることで食べられなかった野菜が食べられるようになったりとか。
あと、年齢的に食べムラがあるんですよ。
たとえば、野菜を食べてくれなくても、今はたまたま食べたくない時期なんだなと受け止めて、積極的に野菜を作ることで将来的には好きになることを信じています」
お子さんの好き嫌いに対して工夫していることはありますか?
「たとえばホントに嫌いな野菜がピーマンだとしたら原形をとどめないくらいにクタクタにして煮込んで混ぜたりとか。
あと、一緒に食卓で食べる時に、まずは私が進んで食べて、おいしー! という感じのリアクションをしてあげる。
ちょっとでも楽しんで、笑えるような環境を作るというのは工夫してやっています」
(4) パパたちにメッセージ
「パパは子どもにとってもですけど、ママにとっても結構重要な役割だと思うんですよ。
一緒に子育てしていく中で、子どもの人生に責任を持つというところで深く考えることが常にある方が良いかなとは思います。
そうすることでパパとしての役割というのがちょっとずつ見出せるというか。
しっかりと向き合って、子どもの声をしっかり聞いてあげるというのが、すごく重要なのかなと思います。
パパは苦手なことが多いかもしれないですけど、1回やってみようという形でなんでも手伝ったりチャレンジするのはすごく大事かなと思います」
以上、今回はパーソナルトレーナーのパパによるストレッチ、食事へのこだわりや工夫をご紹介しました。
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