思春期の子どもとのかかわりのあれこれを分かち合い!
ハックとは、『こんなやり方があったんだ』という驚き、『これはいいね』という知恵や工夫のこと。
- 思春期の子どもとのかかわりに苦労した経験
- 子どもの発想が面白かった経験
- 出来事にどのように対応したか。知恵や工夫、またエピソード
を、NPO法人ワークライフ・コラボの会員さんや、思春期子育て中のパパママに聞いてみました。
それをコラムでご紹介したいと思います!
事例1)身なりや匂い、「美」に敏感になってきた!
「洗濯の柔軟剤を●●にしてほしい」と言い始めた中2の息子。
どうやら友だちの家が使っている柔軟剤にほれ込んだようで、それを買ってほしいと。
自分は柔軟剤があまり好きではないし、匂いがそもそも強いのものを学校に着ていくのはどうか、と息子に伝えると喧嘩に!
また、買って来たら「匂いが違う」と言われ、また大喧嘩!
⇒どうしたの?
息子専用として柔軟剤を購入し、息子と洗濯を分けて、自分のものは自分で洗濯をしてもらうようにしました!
<子ども中学2年・40代父>
事例2)親の言葉に、「うざい!」と言われる
子どもへの注意や声かけの中で、子どもから「そういうのうざい!」と言われました。
おぉ、きたか!と思いましたが、いざ言われてみて感じたのは、全否定感もある強い言葉にショックと共に「うざい」ってどういう意味?というちょっと冷静な疑問。
⇒どうしたの?
勢いで子どもとひとしきり言い合い(感情の投げ合い)をした後で、ちょっと冷静になって、子どもに「うざい」の意味を聞いてみたところ、急に言われてもわからないと言われました。
でもその意味がわからないと、私の行動は変わることはなく、それがまたすれ違いを生み、子どもにとって「うざい」ことになるかもしれない。
そこで、子どもには「具体的にどうしてほしいのか教えて」と精一杯冷静に伝えました。
子どもの気持ちをわかりたいと思っている母の気持ちが伝わってくれていたらうれしいです。
<子ども中学2年・50代母>
事例3)恋愛事情にモヤモヤ!
「●●くん、付き合っている子がいるみたいよ。」
と息子の恋愛ウワサを聞いたのが、保育園から一緒の女の子のママから。
えええ、マジで??そういえば、息子が部活から帰る時間が少し遅くなってるかも?
いつから?誰? 嬉しいような、反面、心配というか、気になる!
「付き合ってる子がいるん?」と直球で息子に聞いてみたら
「え?」「誰かが言ったん?」「そんなんじゃない」
と、これ以上聞くなオーラを出す息子。
性的なことも、これまで話しをしたことなかったことに焦りも感じました。
⇒どうしたの?
あまり探っても余計に嫌がると思うので、しばらく様子見。
スマホをのぞきたい気持ちも湧いてくるけど、我慢、、、。
「もし付き合ってる人ができたら、お母さんに紹介してね」
と伝えたら「絶対せん(笑)」と言われました。
自分が中学生のときの話も時々していたので、今後は自分の中学時代の恋愛トークもしてみようかな?(うざいかな)
息子と恋愛トークができる日を楽しみにしているところです。
<子ども中学1年・40代母>
事例4)高額なものを欲しがる
「●●のパーカーがほしい」、と言われたのが、小学生女子に人気のブランドのもの。
1枚2万円近くするではありませんか。
「小学生がそんな高いもの」
「すぐ着れなくなるのにもったいない」
と大人の正論ぶつけて大喧嘩。
⇒どうしたの?
ママ友に相談したところ、「クリスマスとか誕生日とか、特別な時に買うものにしては」と助言を受けました。
高額ですぐには買えないものだから、と、数か月先の誕生日プレゼントに(値段の少し安い)Tシャツはどう?と、提案しました。
いますぐ欲しいようでしたが、他にもいいのがでるかもよ!と提案し、しぶしぶ、理解してくれました。
<子ども小学4年・40代母>
これが思春期や反抗期に効く!・・・という魔法の言葉やアイテムはありません。
親が知り得なかった情報や価値観を持つ時期でもあり、大人は知らないからこそ、つい、それにダメ出ししてしまったり、価値のないものみたいに言ってしまったりしがちですが、私たちも、自分が「良い」と思ったものを否定されると、もう話をしたくなくなりますよね。
「へえ、そうなんだ」と一回キャッチする姿勢が必要だなと感じます。
思春期の子どもとのやり取りは、鏡合わせ・・・ですね。
次回も、思春期子育てを経験した方の知恵や工夫をご紹介していきたいと思います。
※思春期とは:身体的には二次性徴の出現から性成熟までの段階のことをいい、精神的には子どもから大人へ向かって自我の発達の時期ならびに自己認識パターンの確立段階、性的欲求が出現し、さらに社会的、経済的には、相対的な依存状態から完全に自立するまでの過渡期のこと。平均的には、女性では8~9歳頃から17~18歳頃まで、男性では、11~12歳頃から18~19歳頃(WHOの定義による)
※愛媛県では、「思春期精神保健相談(外部サイト)」もおこなっています。

