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専門家のアドバイス
前駆陣痛とは、妊娠末期に比較的頻繁に起こる不規則な子宮収縮です。分娩陣痛と間違うこともありますが、間隔が不規則で、長時間なかったり、いつのまにか止まってしまうことにより区別されます。この陣痛によって子宮の入り口が柔らかくなったり、子宮頸管が短くなったりして分娩の準備が行われます。
出産開始前の兆候としては、胎児の下降感、軽度の不規則な陣痛のような前駆陣痛、少量の粘液の混じった出血がある産徴(おしるし)などがあります。一般的に、陣痛が10分おきに規則正しく1時間以上続いたら分娩開始とされています。受診のタイミングは、出産施設までの所要時間、妊娠経過、初めての出産か出産経験者かなどによって判断されるので、出産施設に連絡をして確認しましょう。
出産の兆候にはどんな症状がありますか?前駆陣痛とはどのようなものですか?
病院受診(入院)のタイミングはいつですか?