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相談事例集

  • 健康
  • 乳児(0~2歳)
最終更新日:2024年8月22日
相談者

赤ちゃんの鉄欠乏性貧血とはどのようなものですか?

専門家のアドバイス

監修聖カタリナ大学 保育学科 准教授仲野 由香利

赤ちゃんはしんどい!ふらふらするなどの訴えはできません。生活の中で顔色が悪い、活気がない、哺乳力が弱くなってきた、食欲がないなど普段と違う様子が見られたら、医師に相談して、血液検査を受けましょう。
離乳食には、積極的に鉄分の多い食品を与えましょう。特に鉄分が多く、柔らかいのは鶏レバー。その他の食材は、いわし・かき・かつお・干しエビ・ひじき・青のり・大豆・きなこ・納豆・小松菜・ほうれん草・切り干し大根などです。鉄分の吸収をよくするためには、ビタミンCやたんぱく質も同時に摂取しましょう。
「鉄剤は飲ませたくない」という相談もありますが、食物で摂取できる量は限られています。医師の処方の指示に従って、飲みやすい方法(最近はお薬に混ぜるゼリーも出ています)で必ず飲ませてください。

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