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相談事例集

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最終更新日:2024年8月22日
相談者

「小児科」と「内科」はどう違うのですか?

専門家のアドバイス

監修聖カタリナ大学 保育学科 准教授仲野 由香利

小児科医は、新生児から思春期まで幅広い疾患の研修を受けて診察していますが、内科は壮年期から老年期を中心とした疾患の研究や診療をしています。
同じ病名でも小児と成人で症状や治療法が異なったり、検査の正常値も年齢によって変動する場合もあります。
発達診断や健診も小児科でしか対応できません。軽い鼻風邪や咳くらいであれば、近くの先生に診てもらうのもやむを得ないかもしれませんが、乳幼児は急変しやすいので、症状が強い場合は全身状態の把握ができる小児科専門医を受診すべきです。ただし地域によっては、小児科が少なくて内科の先生に校医や園医、予防接種などをお願いしているケースも数多くありますので、かかりつけの先生に相談してみましょう。
小児慢性疾患や難治の疾患の場合は、専門医を受診することになります。

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