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相談事例集

  • 健康
  • 妊娠・出産
最終更新日:2024年8月22日
相談者

妊娠中の「歯」のお手入れについて

専門家のアドバイス

監修聖カタリナ大学 保育学科 准教授仲野 由香利

妊娠中は、虫歯や歯肉炎になりやすいといわれています。
つわりの時期に胃酸が逆流し、歯を溶かして虫歯と同じ状態を作ります。歯磨きもつらくなり、口の中が不潔になります。身体のホルモンや免疫系のバランスが変化し、歯ぐきが腫れて出血しやすくなります。「妊娠性歯肉炎」と言われる状態です。放置すると胎児への影響が心配されます。
妊娠中に、少なくとも1回は歯医者さんを受診しましょう。安定期に入れば、ある程度の歯科治療は可能です。
「個別妊婦歯科健診」を無料で実施している自治体もありますので、活用してください。お母さんの口の健康は、ご本人だけでなく生まれてくる赤ちゃんの健康にもつながります。

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