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2022/04/28

大型連休における新型コロナウイルス感染症の注意事項について

令和4年4月27日

県民・事業者の皆様へ

愛媛県知事 中村 時広

大型連休における新型コロナウイルス感染症の注意事項について

県民・事業者の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に御協力いただき、感謝申し上げます。

本県では、1月以降、感染力の強いオミクロン株の影響による感染拡大が続き、県独自の警戒レベルを「感染警戒期~オミクロン株感染拡大 特別警戒期間~」として3か月近くにわたり、強い行動制限等をお願いしてきました。この間、県内の感染状況は一進一退を繰り返してきましたが、医療現場の負荷、ワクチン3回目接種の進捗状況等を総合的に勘案し、4月1日、警戒レベルを「感染警戒期」へと切り替え、感染対策と社会経済活動の両立に向けた一歩を踏み出したところです。

その後も県内では高い水準での陽性確認が続き、保育所、幼稚園、学校や職場内など様々な場面・年代で90件を超えるクラスターが発生するなど、いまだ感染が収まる兆しは見えません。
さらに、国が公表した最新のデータでは、より感染力が強いとされるBA.2系統が、全国で約8割まで置き換わりが進んでいるものと推定されており、県内でも今後BA.2系統が広がることを前提に、「気を付けながら社会経済活動を再開」するためにも、警戒を緩めることのないようお願いします。

このような状況の中、今週末より大型連休を迎えます。連休中は、県境をまたぐ人の移動が大幅に増加することが想定され、それに伴う感染の持ち込みも一定程度発生すると考えています。県では、主要な交通結節点である松山空港をはじめ、県内約120箇所で無料検査を実施するなど、感染の早期探知に向けた対策を講じておりますが、連休の影響を少しでも抑え込むためには、県民の皆様の協力が必要不可欠です。

ついては、この大型連休中、次の3点に十分注意いただくようお願いします。
① 会食ルール等を守り、換気の悪い場所や、混雑をさけて
② 県外往来時や、感染が心配な時は無料検査の積極的な活用を
③ 連休中でも体調に異変があれば外出を控え、早期に医療機関を受診
 なお、連休期間中についても、通常の休日と同様、地域ごとに休日当番医や休日急患センター等で診療を行う体制が整えられています。
 発熱等の症状がある場合には、休み明けまで待つことなく、受診相談センター(089-909-3483)まで連絡をお願いいたします。
 
 おって、事業者の皆様には、換気の悪い更衣室や休憩室等で感染が広がった例が複数確認されていますので、業種別ガイドラインの遵守をはじめ、バックヤードを含めた職場内等での感染防止対策の徹底をお願いします。

これらの注意事項に加え、本県と大都市圏(東京・大阪)及び近隣県との感染状況の比較や、保健所別の陽性者数の推移、4月後半の陽性者の年齢構成等について、本日の記者会見でご説明しましたので、次の2次元コードから、会見の録画データをご覧いただきますようお願いします。

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