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行政

2021/09/29

新型コロナウイルスに関する「感染警戒期」への切り替えについて

令和3年9月29日 

県民・事業者の皆様へ

愛媛県知事 中村 時広  

新型コロナウイルスに関する「感染警戒期」への切り替えについて

 県民・事業者の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に御協力いただき、感謝申し上げます。

 本県では、感染力の強いデルタ株による8月以降の急激な感染拡大を受け、8月11日以降、「感染対策期」として、感染を抑え込むための強い対策を講じてまいりました。
この間、県民や事業者の皆さんの最大限の警戒とご協力により、9月以降、感染状況は減少に転じるとともに、医療負荷も徐々に減少し、ステージ判断の目安となる指標は全てステージ3を下回る状況となりました。現時点では、本県はステージ2にあると評価できます。
 また、全国的な感染状況が減少傾向にあることを受け、昨日、国において、27都道府県に発令等されていた緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の9月30日での全面解除が決定されました。

 こうした足下の感染状況や医療負荷の状況、全国的な感染状況等を踏まえ、
10月1日をもって、本県の警戒レベルを「感染対策期」から「感染警戒期」に切り替えることとしました。
 ただし、依然として県内では、数名から十数名の陽性確認が続いており、感染が抑え込めている状況にないことに加え、時短要請終了の影響や、緊急事態宣言等解除の影響によるリバウンドへの警戒のため、少なくとも2週間程度は状況を注視した上で、段階的に緩和していく必要があると考えています。

 具体的な対策として、
 県外との往来について一律の自粛は求めませんが、訪問する際には、
○訪問先の知事が要請する内容や訪問先エリア(市区町村)の感染状況を必ず確認し、現地の注意事項に従う。
○感染リスクの高い行動を避け、感染回避行動を徹底する。
ようお願いします。
 感染が十分に減少していない地域を訪問する際は、特に注意をお願いします。

 また、「松山市との不要不急の外出自粛要請」や「松山市との往来注意」は終了しますが、ここ最近の感染状況を踏まえ、松山市及び新居浜市の皆さんにおかれては、引き続き、外出には注意いただきますようお願いします。
 会食については、当面2週間の間は、
○感染リスクの高い行動のない人と、10人以下で
○長時間を避けて
○感染対策が徹底されているお店で
○大声を出さない、羽目を外さない
○少しでも体調に異常があれば出席しない、させない
を徹底いただきますようお願いします。この内容は、今後の感染状況を踏まえて、段階的に緩和していきたいと考えています。
 なお、
○県民の皆さんへの「飲食店の不特定多数を集め、混雑が予想される催しには参加しない」
○飲食店の皆さんへの「不特定多数を集め、混雑が予想される催しの開催自粛」
の要請は継続します。

 加えて、第5波では、
○マスクを外して行うスポーツや趣味の集まり
○長時間にわたるグループでのパーティーや宅飲み、レジャーやバーベキューなど
で感染が広がった事例が多数確認されています。
 感染力の強いデルタ株では、一つの密のみでも感染が広がるリスクが指摘されています。普段から顔を会わせている友人同士であっても、密を避け、感染防止対策を徹底いただくなど、慎重な行動をくれぐれもお願いします。特に、「少しでも症状のある方は参加しない、参加させない」の徹底をお願いします。

 現在、国においては、ワクチン接種が進む中における日常生活回復に向け、「ワクチン・検査パッケージ」実施に向けた議論や実証実験の準備が進められています。
 今後の感染防止対策と社会経済活動の両立に向け、大きなカギを握るワクチンの供給の目途もつき、半数以上の市町は10月末までに、残りの市町についても11月の早い時期には、希望者全てへのワクチン接種が完了できる見通しとなっています。
接種可能な方は、ぜひワクチンを接種していただくようお願いします。

 なお、感染警戒期の対策の詳細については、別添の資料にまとめておりますので、ぜひご一読いただきますようお願いします。
また、この内容を本日の記者会見でご説明しましたので、皆様におかれては、以下の2次元コードから、本日の会見の録画データをご覧いただきますようお願いします。

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